---
title: 中平コラムSeries49：資格って“呪具”か？〜制度と現場のリアルを語るって話
description: 資格制度は本当に有効か？現場と制度の狭間で揺れるエンジニアの育成と評価の在り方を、自身のキャリアと重ねて考察。
---

[ブログ ](https://www.sysystem.co.jp/blog)

# [中平コラムSeries49：資格って“呪具”か？〜制度と現場のリアルを語るって話](https://www.sysystem.co.jp/blog/nakahira_vol49)

 作成者: [中平裕貴](https://www.sysystem.co.jp/blog/author/yukinakahira)｜2025年04月08日

こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。

 

 

今回は、「資格」について、少し踏み込んだ話をしてみたいと思います。

 

きっかけは、以前のコラム（Series47）で紹介したY君のエピソード。

AIと共生しながら現場で成果を出している彼が、「基本情報技術者試験」に落ちたとき、こんな言葉をつぶやきました。

 

「これ、AIに投げたら一発で答え出るんすよ。でも試験じゃそれできないんで、意味あるんすかね。」

 

──それは、ただの不満ではなく、「資格という制度のあり方」に対する鋭い問いでした。

（Series47記事はこちらから → [中平コラムSeries47：AIで覚醒した新人、資格試験でつまずいたって話](https://www.sysystem.co.jp/blog/nakahira_vol47)）

そしてその問いは、実は、過去の自分自身にも突き刺さるものでした。

 

 

## 資格は “共通言語” であり、“測れないもの” の代替手段

僕らの業界は少し特殊です。

多くの場合、上司と部下が別の現場で、別のプロジェクトを担当しているという状況が珍しくありません。

 

つまり、毎日顔を合わせて仕事ぶりを見ているわけではない。

現場に密着していないぶん、「この人がどれだけ成長しているのか？」「本当にできるのか？」を直接観察できないのです。

 

だからこそ、資格という “見える評価軸” がありがたくもある。

全員が受ける同じ試験、同じ基準。その結果をもとに昇格や昇給を判断する。

 

制度としては、理にかなっています。

 

> もちろん、資格には価値があります。  
> 特に “現場を直接見られない” 僕らのような業界では、育成や評価の共通言語として非常に重要な役割を果たしています。  
> 今回お伝えしたいのは「資格を否定する」話ではなく、「それ以外の価値をどう評価するか」という補完的な視点です。

 

 

## でも現場では、“呪具を使いこなす術師”が求められる

とはいえ、現場ではそれだけでは測れない力があることも、同時に実感します。

 

たとえば、Y君のようにAIを駆使して、設計から調査、資料作成まで軽やかにこなす若手がいる。

明らかに成果を出しているし、チーム内でも「頼れる存在」になっている。

 

でも、資格は落ちた。

 

評価制度の上では、“基準未達”という扱いになります。

このギャップに、違和感を覚えるのは当然です。

 

 

## 僕も、“資格のない管理者”だった

実を言うと──僕自身も、資格未取得のまま昇格してきた人間です。

 

エスワイシステムには「応用情報技術者試験」を昇格要件のひとつに定めた制度があります。

 

でも、僕はその資格を取っていません。

取得しないまま、管理者になり、そのままグループ会社の代表に抜擢されました。

 

そして今、再びエスワイシステムに戻り、経営幹部の立場で現場や組織づくりに関わっています。

 

資格を否定したわけではありません。

ただ、“資格を持っていなくても、評価される道” を、僕は歩いてきたというだけの話です。

 

 

## 資格は“ルール”であって、“限界”ではない

資格には意義があります。

知識の体系化、基礎力の証明、そして組織的な評価のしやすさ。

 

でも、それはあくまで 「基準のひとつ」であって、すべてではない。

ましてや「資格がないから価値がない」と言い切ってしまえば、それこそ危険です。

 

現場で成果を出している。仲間から信頼されている。顧客から評価されている。

そんな “実績” や “信頼残高” をどう測り、どう評価するのか。

 

それは 資格という“呪具” では測れない、 “術師としてのあり方” なのかもしれません。

 

 

## 信じて評価するということ

評価者が現場を見ていない。

だからこそ、資格のような “共通言語” にすがりたくなる気持ちも分かります。

 

でも僕は、それだけでは足りないと思っています。

 

むしろ評価者が、 “現場を知ろうとする努力” や、 “問いかける対話” を積み重ねることで、

資格では見えない「人間の成長」をすくい上げられるのではないかと信じています。

 

「この人、いい目をしてるな」  
「この提案、現場の本質を突いてるな」  
「最近、あの子がチーム内で頼られてるな」

 

──そんな感覚も、評価の一部にして良いのではないでしょうか

 

 

## まとめ：呪具の有無ではなく、術師の本質を見よ

AI時代の今、資格はもはや “絶対評価” ではなくなってきています。

 

ChatGPTに聞けば分かる問題。

現場で使わない技術の暗記。

“素手で戦え” と言われるような試験内容。

 

だからこそ、問うべきは

「資格を持っているか」ではなく、「現場でどんな変化を起こしているか？」ということだと思います。

 

> 資格制度があるからこそ、多くの若手が “成長の地図” を描けるのも事実です。  
> だからこそ僕は、「資格を取る意味はない」なんてことは1ミリも思っていません。  
> むしろ“資格を取りつつ、それだけでは測れない部分にも光を当てる”。  
> そんな組織になれたら最強だな、と思っています。

 

僕自身が「資格のない術師」として歩んできたからこそ、思うのです。

 

大切なのは “何を持っているか” ではなく、“何を起こしてきたか”。

 

そして、“どんな問いを持ち続けているか”。

 

“術具”を持つ術師も、持たない術師も。どちらも強く、どちらも認められる。

そんな多様性のある育成と評価を、僕らの組織は目指していきたいと思います。

 

 

 

### 著者情報

 

中平 裕貴（Yuki Nakahira）

株式会社エスワイシステム 関東事業本部

関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理

 

**『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』**

 

エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。

エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。

技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WONT TO」で動ける社会を目指す。

 

🛠 **技術領域**

アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、

📈 **事業・営業経験**

SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル

🏗 **組織マネジメント**

リーダー育成、組織改革、チームビルディング

 

📩 お問い合わせ・お仕事のご相談はこちらから↓

 

 

[完全な記事を表示](https://www.sysystem.co.jp/blog/nakahira_vol49)

```json
{
  "@context" : "http://schema.org",
  "@type" : "BlogPosting",
  "author" : {
    "@type" : "Person",
    "name" : "中平裕貴"
  },
  "dateModified" : "2025-04-21T05:53:15.120Z",
  "datePublished" : "2025-04-08T21:00:00Z",
  "headline" : "中平コラムSeries49：資格って“呪具”か？〜制度と現場のリアルを語るって話",
  "image" : {
    "@type" : "ImageObject",
    "height" : 680,
    "url" : "https://45251922.fs1.hubspotusercontent-na1.net/hubfs/45251922/blog/Business%20person%20stepping%20up%20a%20staircase.jpeg",
    "width" : 1000
  },
  "mainEntityOfPage" : "https://www.sysystem.co.jp/blog/nakahira_vol49",
  "publisher" : {
    "@type" : "Organization",
    "logo" : {
      "@type" : "ImageObject",
      "height" : 60,
      "url" : "/hs/hsstatic/content_shared_assets/static-1.4092/img/default-amp-logo.png",
      "width" : 60
    },
    "name" : "ブログ"
  }
}
```