事例

企業向けPC操作可視化支援開発

作成者: 大嶋 一輝|Dec 16, 2024 10:04:43 AM

本事例のポイント

社内PCに対して、「どのPCで」「誰が」「いつ」「どんな操作をしたか」を集約/視覚化し、アプリの利用、Webサイトの閲覧、Wi-Fi接続等をPowerBIで表示する企業向けPC操作可視化支援開発を行いました。

コロナ渦により在宅作業がメインとなっている企業が多い状況で、活動や成果の視覚的に「見える化」をすることで、働き方の改善や人材の育成をサポートする環境を実現しました。

 

導入前の課題

・働き方が在宅メインとなり、各社員の活動や成果が見えない
 ・働き方が在宅ワークとなる中で、業務の効率化を図りたい

 

 

課題解決の効果

・操作ログを通じて、各社員の活動や成果を可視化出来る
・在宅ワーク実施時の作業や操作を可視化して、業務効率化を図る

 

 

 

背景・課題

在宅ワークでの活動や成果が課題に

 

コロナ禍となり在宅勤務にシフトしたことで、在宅ワークによる活動や成果が見えにくいという課題が生まれました。また、在宅ワークでの業務が効率的に行えているかもわからない状況となっていました。

コロナ渦がいつまで続くか不透明な中で、今後在宅ワークがメインとなるであろうという予測の中、各社員の活動や成果の確認、在宅ワークの業務効率化が課題となりました。

 

解決策と効果

収集していたPC操作ログを元に勤務状況を可視化出来るように提案

 

上記課題の相談を受けた当社SEが、ユーザーにヒアリングをしていく中でPC操作ログを取得していることを聞きつけ、ログを元に各社員毎の活動内容を可視化出来るように提案しました。

具体的には操作ログを元に活動内容と成果物を紐づけれられるようにしたり、全社員の操作ログを元に非効率的な操作を発見できるようにするなど、PowerBI上で視覚化できるように開発を行いました。

 

これにより、社員の業務活動や効率を把握できるようになり、社員に対して適切なアプローチを行うことが出来るようになった。

 

今後の展望

労務時間や費用対効果に関しても可視化を目指す

 

今回の開発により、在宅ワークでの活動や成果、アプリの利用時間や操作回数を可視化することで、一定の効果を上げることが出来たと考えております。

現在は企業様より「ユーザーから導入したデバイスの利用時間や回数から導入したデバイスの費用対効果を可視化できないか」という課題が上がっており、デバイスの稼働状況を視覚化出来るようにするなど、今後も追加開発のご提案を行い、顧客ニーズにお応えしていきたいと思います。

将来的には労務時間の可視化等にも結び付けて、在宅ワークにおける労働時間の管理業務のサポートなど、社員の状況をより詳細に把握できるようにしていきたいと考えております。