こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。
「雷」に人類はロマンを感じ続けていた。
何せ、カッコいいのだ。
『HUNTER×HUNTER』のキルア。
『鬼滅の刃』の我妻善逸。
そして『ポケットモンスター』のピカチュウ。
ラムちゃんに、サスケ、朱雀に天野銀次
──雷の力をまとうキャラクターたちは、いつだって圧倒的なスピードと力を象徴してきた。
雷は、破壊の象徴でありながら、神秘と憧れ。
そして "力" のメタファーでもある。
そんな雷を──
いま、ついに人類が「制御」しようとしている。
2025年、NTTが発表した驚きの技術──
それは、「雷をドローンで誘導し、捕獲する」という、まさにキルアもびっくりな内容だった。
(参考記事:世界初、ドローンを使用した雷の誘発・誘導に成功 - NTT Group)
このドローン、単なるラジコンではない。
大気中の電場を高精度で検知し、雷を意図的に呼び寄せ、特定のターゲット地点に落とすことができるのだ。
しかも、将来的には雷エネルギーを回収し、電力として活用することまで視野に入れているという。
善逸が「霹靂一閃!」と叫ぶだけでなく、それを本当に人類がコントロールする時代が来るかもしれないのだ。
そもそも、なぜ人類はこんな無茶をしようとしているのか。
理由はシンプル。
「雷は強すぎる」からだ。
風力発電のタービン、スタジアム、巨大な高層ビル──
これらの構造物に雷が直撃すれば、甚大な被害をもたらす。
従来の避雷針ではカバーしきれない場所も増えてきた。
だったら、先に雷を誘導して、安全に落としちゃえ!という発想で、このドローン技術は生まれた。
つまり、ピカチュウが「10まんボルト」を撃つ前に、トレーナーがボールで雷をキャッチしにいくイメージだ。
(やっぱり、ロマンしかない。)
この技術が進化すれば、単なる防災対策だけでなく、エネルギー利用も夢ではない。
・雷一発でスマホ1万台分の充電ができる
・雷一発で都市ひとつの電力がまかなえる
──そんな未来が、本当に来るかもしれない。
雷を操る人類。
善逸もキルアもピカチュウも、びっくりして腰を抜かすだろう。
NTTの雷ドローン開発ニュースは、単なるテクノロジーの進歩じゃない。
これは、人類が太古から憧れ続けた「雷の力を手に入れる」という、壮大なロマンへの第一歩なのだ。
少年心を爆発させながら、この時代の到来を迎え撃とう。
「雷を制する者、人類を制す。」(たぶん違うけど、そんな気がする。)
中平 裕貴(Yuki Nakahira)
株式会社エスワイシステム 関東事業本部
関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理
『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』
エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。
エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。
技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WONT TO」で動ける社会を目指す。
🛠 技術領域
アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、
📈 事業・営業経験
SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル
🏗 組織マネジメント
リーダー育成、組織改革、チームビルディング
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