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中平コラムSeries67:なぜ“OUTPUT”が最強の学びなのか:教える・書く・話すの破壊力って話

作成者: 中平裕貴|2025年05月07日

こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。

 

 

「いや~、まだ勉強中なので、人に教えるとかムリっす。」

 

わかる。すごくわかる。

でも、それは筋トレしてないから筋トレできませんって言ってるようなもんです。

 

良いですか。

学びというものは、「インプットしたら自然と定着する」なんて都合のいいものじゃありません。

 

覚えたそばから抜け落ちる、砂の城かよ!ってくらい儚いんです。

 

だからこそ、僕は声を大にして言いたい。

 

「アウトプットこそが最強の学びである!!」

 

 

教えると「理解してない」がバレる(でもそれが最高)

後輩:「このデータ、どこに格納されるんですか?」

俺:「えーっと、たぶん……こっち? いや、ちょっと待って。ん?」

 

──はい、これ。

「あれ?俺、ちゃんと理解してなかったじゃん」現象。

 

でもね、ここが大事なんですよ。

教えると、曖昧な知識が全部あぶり出される。

 

そして「やべぇ……ちゃんと調べとこ」ってなって、

結果的に教えた相手よりも自分が一番学ぶという、知のブーメラン。

 

アウトプット、怖くない。

むしろ、あなたの “学び残し” を全部見つけてくれる最高のデバッグ機能です。

 

 

書くと「頭のごちゃごちゃ」が片付く

ブログでも、日報でも、LINEの長文でもいい。

 

とにかく「誰かに伝えるつもりで書く」と、思考が整理され、理解が再構築される。

 

書いてるうちに、

 

「あれ? これ、どこが重要なんだっけ?」

「ん? 自分、なんとなくで分かった気になってたな」

 

って気づけるんです。

 

これ、ノート取るのとは別物。

 

書く=整える。

整える=学び直す。

 

しかも、ブログに書いておくとあとで検索できて自分の財産にもなる。

未来の自分が「ありがとう」って言ってくるやつです。

 

 

話すと「理解」が感情と一緒に定着する

・人に説明する

・言葉に出してみる

・オンライン会議で口にする

 

これだけで、学んだことが一段上に昇華します。

 

不思議なもので、 “声に出す” と記憶に定着するんですよね。

 

感情が入ると、脳の “重要データフォルダ” に保存されるらしいです。

だから「えーっと、これはですね…」と口にするだけでも立派な勉強。

 

ちなみに、人がいないときは鏡の前でも可です。

僕は洗面台の前で、よく喋ってます。

(たまに家族に不審がられますが、教育的観点で無視します、笑

 

 

最初は「誰かのため」でOK

「勉強しなきゃ…でもめんどくさい…」

 

そういうときは、こう思えばいいんです。

 

「これ、後輩に説明するつもりでまとめよう」

「未来の自分に渡すメモを残しておこう」

 

すると、不思議とがんばれる。

 

“自分のため” って限界あるんですよ。

でも “誰かのため” なら、人間は結構やれる。

 

その結果、学んでるのは誰か?

──はい、自分です。

 

 

まとめ

「アウトプットは、仕上げじゃない。むしろ、アウトプットからが本番。」

 

教えることで気づき、書くことで整理して、話すことで定着する。

 

だから僕は、

「わかったらアウトプット」じゃなくて、「わかるためにアウトプット」してます。

 

あなたの脳も、ぜひ声に出して動かしてみてください。

 

むしろこのブログ、読んだあと誰かに話してみて!

 

 

 

著者情報


 

中平 裕貴(Yuki Nakahira)

株式会社エスワイシステム 関東事業本部

関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理

 

『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』

 

エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。

エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。

技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WONT TO」で動ける社会を目指す。

 

🛠 技術領域

アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、

📈 事業・営業経験

SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル

🏗 組織マネジメント

リーダー育成、組織改革、チームビルディング

 

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