こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。
我々は、売上という名の “巨人” に喰われていた。
“なんとなく仕入れて、なんとなく売れて、なんとなく余る”
そんな曖昧なマーチャンダイジングに、終止符を打つために――
我々は、数字という “武器” を手に取った。
マーチャンダイザーの皆さん。
週次の売上報告、在庫リスト、CSVの山、Excelの迷宮……
そのすべてに心を削られていませんか?
そして、こう思ったことはありませんか?
「この作業、本当に意味あるのか?」
「そもそも、何を見て何を判断してるんだっけ?」
Excelは便利です。
が、それだけでは “今” が見えません。
現場が欲しいのは、「見た瞬間に意思決定できる環境」です。
需要予測、在庫適正化、トレンド分析──
これらすべては、「今どうなっているのか」がわからなければ始まりません。
“ダッシュボード” は、現場の視界を開く装置です。
たとえばこんな画面が一発で開けたらどうでしょう?
それはまるで、「巨人の進行ルートを俯瞰で把握する指揮所」。
つまり、可視化は “戦略を練るための砦” なのです。
では、そのダッシュボードはどう作るのか?
幸いにも、今は “武器庫”(ツール) が豊富です。
S3やRDSと連携し、爆速でダッシュボードを作れる。コストも安く、スケールも自在。
→ まるで “調査兵団の立体機動装置” のようなスピード感。
GoogleスプレッドシートやBigQueryと相性抜群。無料なのもありがたい。
→ 軽装ながら鋭く動ける、まさに “憲兵団の内通ツール” 。
がっつり使いこなせば超強力な分析が可能。中〜大規模小売に最適。
→ 巨大で強力な “ウォール・マリア級” の分析ツール。
SQLを書いて可視化したい人にはもってこい。軽量&シンプル。
→ 職人たちの “隠し武器” 。使いこなす者にこそ力が宿る。
MDの現場には、「経験と勘」という尊い文化があります。
でも、それだけでは次の一手をチームに共有できません。
「なぜ売れたか」
「なぜ在庫が偏ったか」
「次は何を仕入れるべきか」
それらを感覚だけでなく “数字で検証できる” ようにする。
それがダッシュボードの価値であり、組織を学習する集団へと変えていく鍵です。
「AIが予測してくれるんでしょ?」
「データ分析って難しいでしょ?」
……そんな声も聞こえてきます。
でも、僕はこう言いたい。
まず、“見える化” せよ。
数値という壁の上に立った者だけが、次の一手を見通すことができる。
売上という巨人に喰われないために、今こそ “反撃のダッシュボード” を構築しよう。
中平 裕貴(Yuki Nakahira)
株式会社エスワイシステム 関東事業本部
関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理
『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』
エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。
エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。
技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WONT TO」で動ける社会を目指す。
🛠 技術領域
アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、
📈 事業・営業経験
SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル
🏗 組織マネジメント
リーダー育成、組織改革、チームビルディング
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