ブログ

中平コラムSeries102:「まず、フラれに行け」って話

作成者: 中平裕貴|2025年06月25日

こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。

 

 

昔は、提案書を作るとき、こう思ってたんですよ。

 

「よし、完璧なものを出せば、一撃で決まるはずだ…!」

 

でも、現実は違う。

 

A案を出しても、B案を出しても、

 

「んー、ちょっと違うんだよねぇ」

「そもそも、今その話してないんだよねぇ」

「提案書ってか、君の話が違うんだよねぇ」

 

って、フラれてしまう。

 

でも最近、気づいたんです。

“フラれに行く” こと自体が価値なんだって。

 

 

人は、経験を積むと “保守的” になる

経験を積むと、ある程度わかってくる。

 

「あ、これ多分ダメだな」

「あの人こういう反応するな」

「まぁ、こんなもんでええやろ」

 

そうして、チャレンジしなくなる。

 

でもね、予想ができるようになったとき、成長は止まってしまうんです。

 

 

まずは投げる。話はそれからだ。

提案でも仕事でも恋でも、まず “ぶつける” ことが大事。

 

だいたい外れる。

でも、何かしら返ってくる。

 

「それは違う」

「この部分はいい」

「もう一歩深掘りして」

 

反応があれば、それだけで第一歩。

無反応より100倍マシ。

 

 

仰せの通りにいたしました〜

反応があったら、こうすればいい。

 

「仰せの通りにいたしました〜」って笑顔で修正する。

 

怒られても、けなされても、情報をくれた人は味方なんですよ。

 

 

アタック → フラれる → 工夫 → 希望

アタックして、フラれて。

またアタックして、またフラれて。

 

それでも工夫を繰り返していると、ふと希望が見えてくる瞬間がある。

 

「あ、これでいいんだ」って、小さな突破口が見つかる。

 

 

フィードバックは “宝くじの当たり” みたいなもの

相手がちゃんと反応してくれるってことは、あなたのことをちゃんと見てくれてるってこと。

 

“フィードバックをもらえる”ってだけで、すでに価値がある。

 

逆に、何も言われないって、ほんとに怖いから。

 

 

だから、まずフラれに行こう

僕はこれからも提案書を作って、

 

「完璧じゃないかもしれないけど、まずはぶつけてみよう」

 

って思いながら、フラれに行きます。

 

だって、フラれるたびに、希望が近づくから

 

 

 

 

 

著者情報


 

中平 裕貴(Yuki Nakahira)

株式会社エスワイシステム 関東事業本部

関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理

 

『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』

 

エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。

エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。

技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WONT TO」で動ける社会を目指す。

 

🛠 技術領域

アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、

📈 事業・営業経験

SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル

🏗 組織マネジメント

リーダー育成、組織改革、チームビルディング

 

📩 お問い合わせ・お仕事のご相談はこちらから↓