中平コラムSeries102:「まず、フラれに行け」って話
まず提案してみる。フラれる。でも反応が返ってくる。それが最高の学びになる。“仰せの通りにいたしました〜” を繰り返しているうちに、希望は見えてくる。

こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。
昔は、提案書を作るとき、こう思ってたんですよ。
「よし、完璧なものを出せば、一撃で決まるはずだ…!」
でも、現実は違う。
A案を出しても、B案を出しても、
「んー、ちょっと違うんだよねぇ」
「そもそも、今その話してないんだよねぇ」
「提案書ってか、君の話が違うんだよねぇ」
って、フラれてしまう。
でも最近、気づいたんです。
“フラれに行く” こと自体が価値なんだって。
人は、経験を積むと “保守的” になる
経験を積むと、ある程度わかってくる。
「あ、これ多分ダメだな」
「あの人こういう反応するな」
「まぁ、こんなもんでええやろ」
そうして、チャレンジしなくなる。
でもね、予想ができるようになったとき、成長は止まってしまうんです。
まずは投げる。話はそれからだ。
提案でも仕事でも恋でも、まず “ぶつける” ことが大事。
だいたい外れる。
でも、何かしら返ってくる。
「それは違う」
「この部分はいい」
「もう一歩深掘りして」
反応があれば、それだけで第一歩。
無反応より100倍マシ。
仰せの通りにいたしました〜
反応があったら、こうすればいい。
「仰せの通りにいたしました〜」って笑顔で修正する。
怒られても、けなされても、情報をくれた人は味方なんですよ。
アタック → フラれる → 工夫 → 希望
アタックして、フラれて。
またアタックして、またフラれて。
それでも工夫を繰り返していると、ふと希望が見えてくる瞬間がある。
「あ、これでいいんだ」って、小さな突破口が見つかる。
フィードバックは “宝くじの当たり” みたいなもの
相手がちゃんと反応してくれるってことは、あなたのことをちゃんと見てくれてるってこと。
“フィードバックをもらえる”ってだけで、すでに価値がある。
逆に、何も言われないって、ほんとに怖いから。
だから、まずフラれに行こう
僕はこれからも提案書を作って、
「完璧じゃないかもしれないけど、まずはぶつけてみよう」
って思いながら、フラれに行きます。
だって、フラれるたびに、希望が近づくから。
著者情報
中平 裕貴(Yuki Nakahira)
株式会社エスワイシステム 関東事業本部
関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理
『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』
エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。
エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。
技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WONT TO」で動ける社会を目指す。
🛠 技術領域
アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、
📈 事業・営業経験
SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル
🏗 組織マネジメント
リーダー育成、組織改革、チームビルディング
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