こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。
今日はね、「お願いごと」について話したい。
え? 七夕の短冊の話かって?
違います。
ビジネス界における「お願いごと」。
「あの件、お願いできますか〜?」っていう、 “投げたら忘れるボール” の話です。
たとえばこんなシステムたち。
これらって、普段は静かに動いているけど、災害のときには一気に “主役” になるやつらなんです。
でも、すごいのは「それでも止まらないことが前提」ってところ。
“いつか使う” じゃなくて “いつでも使える” が求められてる。
「あの件、お願いできますか〜?」って言った瞬間、なんかホッとするんですよね。
「ああ、やっと自分の手から離れた…」みたいな。
もう脳内で「作業フォルダ」から削除されてたりする。
お願いって完了じゃなくて “スタート” なんですよ。
この前あったんです。
「資料、先方に送っておいて!」
「はい!」(相手を信じて任せる)
〈2日後〉
客「資料来てないけど?」
中平「……うん?(目が点)」
調べる → 添付ミス → 案件ふんわり遅延 → 空気がピリつく
はい、爆発。
でもその人を責める気にはならないんです。
「俺、確認してなかった」「俺、最終責任者だった」
これが現実だから。
この病、けっこう身近にあります。
「それ、〇〇さんに振ってるんで」
「私は伝えたので」
「もう言いましたよ」
それは確かに “伝えた” 。
でも、伝えた結果どうなったか見てない。
プロジェクトって、伝言ゲームじゃないんですよ。
で、こういう時に壁になるのが “人間関係” 。
「先輩に確認なんて……」
「上司が言ったことを、もう一回聞くなんて……」
「お客さんに、進捗どうなってます?って聞きにくい……」
わかる。めっちゃわかる。
でも、 “遠慮” がトラブルを生むこともある。
「それ、お互いの目的のためでしょ?」
「確認って、相手を信じてないってことじゃないでしょ?」
「むしろ “信頼関係” って、言いにくいことを言えることじゃない?」
最近自分にもそう言い聞かせてます。
プロジェクトって、リレーだと思うんです。
「お願いする」って、 “バトンを渡す” ということ。
でも、最後まで見守る責任がある。
お願いしたこと、ちゃんと届いてる?
ちゃんと走ってる?
ちゃんとゴールした?
気づいたらバトンが床に落ちてて「誰も気づいてない」みたいなこと、起きがちなので。
お願いしっぱなしのクセ、そろそろ治していきたいな。
中平 裕貴(Yuki Nakahira)
株式会社エスワイシステム 関東事業本部
関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理
『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』
エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。
エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。
技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WANT TO」で動ける社会を目指す。
🛠 技術領域
アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、
📈 事業・営業経験
SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル
🏗 組織マネジメント
リーダー育成、組織改革、チームビルディング
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