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中平コラムSeries119:僕のリアルは受託なんですって話

作成者: 中平裕貴|2025年07月21日

こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。

 

 

最近、初対面の人に名乗ると、

「お、コラム読んでます」と返されることが増えてきました。

 

あれですね、ついに僕も “社名の人” から “コラムの人” にジョブチェンジしたっぽいです。

いっそこのまま、出版でも狙っていこうかと思ったり、思わなかったり。

 

名刺より先に文章が歩いてる感じ。

なんかもう、顔より “コラム” が先行してる人生になってきました。

 

 

プロダクトって、なんか“主人公感”あるよね?

IT業界にいると、ときどき出会うんですよ。

 

「世界を変えたくて起業しました!」

「社会課題をテクノロジーで解決したいんです!」

 

そう語る人たちの目は、ギラギラしてます。

英語とカタカナが飛び交い、会話の中に唐突な “ミッション” が登場する。

 

正直、めっちゃかっこいい。

 

 

ただ、僕はその “裏側” で戦ってきた

僕は、最初からプロダクト志向だったわけじゃない。

むしろ、気づいたら受託の現場にどっぷりでした。

 

要件定義。調整。試行錯誤。

テスト環境で画面が真っ白になって頭を抱える日々。

 

──でもね、不思議とイヤじゃなかったんです。

 

むしろ、好きでした。

お客さんと一緒に課題を言語化して、仕組みに落とし込む作業。

地味だけど、これが “現場を動かす力” だと思ってます。

 

 

ベンチャーに行ったことはないけど、憧れはありました

プロダクトって、夢がありますよね。

 

「このサービスで、誰かの人生が変わるかも」

そんな可能性にワクワクする気持ち、よくわかります。

 

でも僕は、「夢を叶える側」に魅力を感じるタイプでした。

 

  • 現場の “詰まり” を一緒に解消する
  • 技術で“めんどくさい”をなくしていく
  • 信頼される関係を、提案と実装で築いていく

 

──それ、めちゃくちゃかっこよくないですか?

 

 

「受託」って、なんでか下に見られがちだけど…

正直に言うと、僕は受託を “ダサい” と思ったことが一度もありません。

 

もちろん、華やかさはないかもしれない。

でも、手応えがある。

毎日、「誰かの “できない” を “できる” に変えてる」って実感がある。

 

そして、たまに起きるんです。

 

「あのとき作ったこの機能、実は他のサービスでも使えるかも」

「え、それって新しいビジネスチャンスやん!」って。

 

 

だから僕は、今日もこの現場に立ってる

プロダクト開発もかっこいい。

でも、受託開発だって、誰かの “現実” を変える仕事 です。

 

  • 主役じゃないけど、チームの勝利に貢献できる
  • 表舞台じゃないけど、裏方だからこそ支えられるものがある
  • 「ありがとう」と「またお願いね」で信頼を積み上げる

 

──そんな仕事に、僕は誇りを持っています。

 

 

最後にひとこと

世の中には、「夢を見る人」「夢を支える人」がいて、

どちらもいないと、物語は動かない。

 

僕は今日も、受託の現場で、誰かの物語を支えています。

 

それがどんなに地味でも、

いつか誰かの「成功の伏線」になるかもしれないから。

 

そのときは、こう言わせてください。

 

── “受託、ナイスアシスト!” って。

 

 

 

 

 

著者情報


 

中平 裕貴(Yuki Nakahira)

株式会社エスワイシステム 関東事業本部

関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理

 

『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』

 

エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。

エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。

技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WANT TO」で動ける社会を目指す。

 

🛠 技術領域

アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、

📈 事業・営業経験

SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル

🏗 組織マネジメント

リーダー育成、組織改革、チームビルディング

 

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