
こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。
最近、初対面の人に名乗ると、
「お、コラム読んでます」と返されることが増えてきました。
あれですね、ついに僕も “社名の人” から “コラムの人” にジョブチェンジしたっぽいです。
いっそこのまま、出版でも狙っていこうかと思ったり、思わなかったり。
名刺より先に文章が歩いてる感じ。
なんかもう、顔より “コラム” が先行してる人生になってきました。
プロダクトって、なんか“主人公感”あるよね?
IT業界にいると、ときどき出会うんですよ。
「世界を変えたくて起業しました!」
「社会課題をテクノロジーで解決したいんです!」
そう語る人たちの目は、ギラギラしてます。
英語とカタカナが飛び交い、会話の中に唐突な “ミッション” が登場する。
正直、めっちゃかっこいい。
ただ、僕はその “裏側” で戦ってきた
僕は、最初からプロダクト志向だったわけじゃない。
むしろ、気づいたら受託の現場にどっぷりでした。
要件定義。調整。試行錯誤。
テスト環境で画面が真っ白になって頭を抱える日々。
──でもね、不思議とイヤじゃなかったんです。
むしろ、好きでした。
お客さんと一緒に課題を言語化して、仕組みに落とし込む作業。
地味だけど、これが “現場を動かす力” だと思ってます。
ベンチャーに行ったことはないけど、憧れはありました
プロダクトって、夢がありますよね。
「このサービスで、誰かの人生が変わるかも」
そんな可能性にワクワクする気持ち、よくわかります。
でも僕は、「夢を叶える側」に魅力を感じるタイプでした。
- 現場の “詰まり” を一緒に解消する
- 技術で“めんどくさい”をなくしていく
- 信頼される関係を、提案と実装で築いていく
──それ、めちゃくちゃかっこよくないですか?
「受託」って、なんでか下に見られがちだけど…
正直に言うと、僕は受託を “ダサい” と思ったことが一度もありません。
もちろん、華やかさはないかもしれない。
でも、手応えがある。
毎日、「誰かの “できない” を “できる” に変えてる」って実感がある。
そして、たまに起きるんです。
「あのとき作ったこの機能、実は他のサービスでも使えるかも」
「え、それって新しいビジネスチャンスやん!」って。
だから僕は、今日もこの現場に立ってる
プロダクト開発もかっこいい。
でも、受託開発だって、誰かの “現実” を変える仕事 です。
- 主役じゃないけど、チームの勝利に貢献できる
- 表舞台じゃないけど、裏方だからこそ支えられるものがある
- 「ありがとう」と「またお願いね」で信頼を積み上げる
──そんな仕事に、僕は誇りを持っています。
最後にひとこと
世の中には、「夢を見る人」と「夢を支える人」がいて、
どちらもいないと、物語は動かない。
僕は今日も、受託の現場で、誰かの物語を支えています。
それがどんなに地味でも、
いつか誰かの「成功の伏線」になるかもしれないから。
そのときは、こう言わせてください。
── “受託、ナイスアシスト!” って。
著者情報
中平 裕貴(Yuki Nakahira)
株式会社エスワイシステム 関東事業本部
関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理
『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』
エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。
エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。
技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WANT TO」で動ける社会を目指す。
🛠 技術領域
アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、
📈 事業・営業経験
SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル
🏗 組織マネジメント
リーダー育成、組織改革、チームビルディング
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