中平コラムSeries119:僕のリアルは受託なんですって話

プロダクト開発って、夢があるし華もある。でも、“受託”で現実を動かす仕事にも、誇りがある。

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  • こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。

     

     

    最近、初対面の人に名乗ると、

    「お、コラム読んでます」と返されることが増えてきました。

     

    あれですね、ついに僕も “社名の人” から “コラムの人” にジョブチェンジしたっぽいです。

    いっそこのまま、出版でも狙っていこうかと思ったり、思わなかったり。

     

    名刺より先に文章が歩いてる感じ。

    なんかもう、顔より “コラム” が先行してる人生になってきました。

     

     

    プロダクトって、なんか“主人公感”あるよね?

    IT業界にいると、ときどき出会うんですよ。

     

    「世界を変えたくて起業しました!」

    「社会課題をテクノロジーで解決したいんです!」

     

    そう語る人たちの目は、ギラギラしてます。

    英語とカタカナが飛び交い、会話の中に唐突な “ミッション” が登場する。

     

    正直、めっちゃかっこいい。

     

     

    ただ、僕はその “裏側” で戦ってきた

    僕は、最初からプロダクト志向だったわけじゃない。

    むしろ、気づいたら受託の現場にどっぷりでした。

     

    要件定義。調整。試行錯誤。

    テスト環境で画面が真っ白になって頭を抱える日々。

     

    ──でもね、不思議とイヤじゃなかったんです。

     

    むしろ、好きでした。

    お客さんと一緒に課題を言語化して、仕組みに落とし込む作業。

    地味だけど、これが “現場を動かす力” だと思ってます。

     

     

    ベンチャーに行ったことはないけど、憧れはありました

    プロダクトって、夢がありますよね。

     

    「このサービスで、誰かの人生が変わるかも」

    そんな可能性にワクワクする気持ち、よくわかります。

     

    でも僕は、「夢を叶える側」に魅力を感じるタイプでした。

     

    • 現場の “詰まり” を一緒に解消する
    • 技術で“めんどくさい”をなくしていく
    • 信頼される関係を、提案と実装で築いていく

     

    ──それ、めちゃくちゃかっこよくないですか?

     

     

    「受託」って、なんでか下に見られがちだけど…

    正直に言うと、僕は受託を “ダサい” と思ったことが一度もありません。

     

    もちろん、華やかさはないかもしれない。

    でも、手応えがある。

    毎日、「誰かの “できない” を “できる” に変えてる」って実感がある。

     

    そして、たまに起きるんです。

     

    「あのとき作ったこの機能、実は他のサービスでも使えるかも」

    「え、それって新しいビジネスチャンスやん!」って。

     

     

    だから僕は、今日もこの現場に立ってる

    プロダクト開発もかっこいい。

    でも、受託開発だって、誰かの “現実” を変える仕事 です。

     

    • 主役じゃないけど、チームの勝利に貢献できる
    • 表舞台じゃないけど、裏方だからこそ支えられるものがある
    • 「ありがとう」と「またお願いね」で信頼を積み上げる

     

    ──そんな仕事に、僕は誇りを持っています。

     

     

    最後にひとこと

    世の中には、「夢を見る人」「夢を支える人」がいて、

    どちらもいないと、物語は動かない。

     

    僕は今日も、受託の現場で、誰かの物語を支えています。

     

    それがどんなに地味でも、

    いつか誰かの「成功の伏線」になるかもしれないから。

     

    そのときは、こう言わせてください。

     

    ── “受託、ナイスアシスト!” って。

     

     

     

     

     

    著者情報


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    中平 裕貴(Yuki Nakahira)

    株式会社エスワイシステム 関東事業本部

    関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理

     

    『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』

     

    エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。

    エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。

    技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WANT TO」で動ける社会を目指す。

     

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    SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル

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