こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。
「俺たちは強い!!」
この言葉を聞いてピンとくる人も多いかもしれません。
これは、バスケットボール漫画『スラムダンク』で湘北高校のメンバーが自分たちの強さを確信した瞬間のセリフです。
彼らは、全国大会常連の海南大附属との試合で互角に戦いながら、「自分たちは本当に強い」と確信しました。
これは単なる気合ではなく、実際の成功体験の積み重ねによって生まれたものです。
僕自身、自己効力感(「自分ならできる」という確信)が非常に高いタイプの人間です。
しかし、前職で経営を経験する中で、個人の力には限界があることを痛感しました。
どれだけ努力しても、個人でできることには限りがあり、より大きな成果を出すためにはチームの力を最大化する必要があると考えるようになりました。
そんな時、坂井風太さんがYouTubeで紹介していた「組織効力感」という概念に強く惹かれました。
そして、大きな組織であるエスワイシステムに戻ったことで、さらに「どうすれば組織の力を引き出せるのか?」を深く考えるようになりました。
組織効力感(Collective Efficacy)とは、心理学者アルバート・バンデューラが提唱した概念で、「チームとして成果を出せると確信する力」を指します。
組織効力感が高まることで、メンバーのモチベーションが上がり、チーム全体の成果が向上するという研究結果もあります。
では、具体的にどうすれば組織効力感を高め、「強いチーム」を作ることができるのでしょうか?
以下の5つのステップが鍵になります。
組織効力感は、実際の成功体験から生まれるものです。
「チームとして成果を出せた」という経験を重ねることで、「自分たちはできる」という確信が強くなります。
「これだけやったんだから負けるわけがない」と思える努力量が、チームの自信を支えます。
組織効力感を高めるには、「この仲間がいるなら大丈夫」と思える状態を作ることが大切です。
「自分たちは強い!」と確信するためには、実際に「勝つ」経験を積むことが重要です。
リーダーが組織効力感を言葉で定着させることが重要です。
僕自身が意識してやっていることがあります。
それは、「何かうまくいったときは、拳と拳を突き合わせる」という習慣です。
これは、単なるジェスチャーではなく、チームの成功を身体的に共有することで、組織効力感を高める仕組みになっています。
スポーツチームでよく見られる「ハイタッチ」や「フィストバンプ」には、ドーパミンやオキシトシンの分泌を促し、信頼感やモチベーションを向上させる効果があると言われています。
プロ野球の原元監督のグータッチも組織効力感を高める効果があったんだなぁと思います。
これは、チーム全員が「自分たちはやれる」と実感するためのシンプルかつ強力な仕掛けです。
実際、これを続けているとチームの士気が上がり、「成功がチームのもの」として共有されやすくなると感じています。
組織効力感を高め、「強いチーム」を作るには、以下の5つが重要です。
そして、僕自身は「拳を突き合わせる」習慣を取り入れ、日々の成功をチームで共有することで、組織効力感を高めることを実践しています。
組織の強さは、一人ひとりの力ではなく、「チームとしての確信」から生まれる。
「俺たちならやれる!」という感覚を、現実の組織でも作っていこう!
中平 裕貴(Yuki Nakahira)
株式会社エスワイシステム 関東事業本部
関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理
『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』
エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。
エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。
🛠 技術領域
アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、
📈 事業・営業経験
SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル
🏗 組織マネジメント
リーダー育成、組織改革、チームビルディング
📩 お問い合わせ・お仕事のご相談はこちらから↓