こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。
今回は、“意思” と “偶然” についての話をしたいと思います。
昔から、なんとなく不思議に思っていたことがあります。
「この仕事、やってみたいです!」って言ってる人のところには、なぜかその仕事が、降って湧いたようにやってくる。
逆に、特に希望もなく“なんとなく”仕事をしている人には、なかなかフィットする業務が回ってこない。
時間もかかるし、なかなか評価にもつながらない。
これって、本当に偶然なんでしょうか?
職場でもよくある話です。
明確な意思や興味を言語化している人には、不思議と “ちょうどその仕事” が回ってくる。
「データ分析やってみたいです」
→ 数日後に、ちょうどその案件の空きが出る。
「英語使った仕事、挑戦したいなぁ」
→ いつの間にか、海外とのMTGに同席してる。
これって、たまたまじゃない気がします。
意思を持っている人って周りが応援したくなるし、「だったら、あの子に頼んでみようか」と自然に選ばれるんですよね。
しかも本人も、関連する情報をキャッチしやすくなってる。
ちょっとした雑談でも、「え、それやってみたいです!」と反応できる。
磁石のようにチャンスがやってくる人って、そういう人なんだと思います。
逆に、「なんとなく」で仕事をしている人には、なかなか機会が回ってきません。
振る側としても、「あの子は何をやりたいんだろう?」が見えないと判断に困るし、
与えられた仕事に淡々と向き合ってるだけでは、本人も適性に気づけない。
そしてこういうケースでは、
「成果が出ない → 自信がつかない → 評価されない → チャンスが来ない」
という、ちょっと悲しいループに入りがちです。
もちろん、全員が明確な目標を持っているわけじゃないし、 “なんとなく” 始めることにも価値はあります。
でもやっぱり、何かしらの意思や関心を示すことが、未来を変えるスイッチになっているのは間違いないと思うのです。
こういう話、実は他人事じゃなくて、僕自身もそうでした。
なんとなく「会社の代表やってみたいな」って思ってたら、GITの代表になってた
「MDM系の仕事って面白そうだな」と感じていたら、気づけばその提案をしていた
「海外の人たちと仕事してみたい」とふと思ったら、英語でのMTGをしていた
「発信するって大事だよなぁ」と思ってたら、今こうしてブログを書き続けている
どれも、別に強く声を上げていたわけじゃありません。
むしろ、心の中でうっすら思っていたことが、気づけば形になって“現実”になっていたような感覚。
「偶然」だと言われたら、それまでかもしれない。
でも僕は、あれは “意思の偶然化” だったんじゃないかと思ってるんです。
チャンスって、だいたい突然やってきます。
でも、意思を持っている人って、常にそれに “気づく準備” ができてるんです。
「あ、これってあのとき思ってたやつだ」
「今がそのタイミングかもしれない」
「これ、乗っていいやつじゃない?」
そんなふうに、選び取りにいける力がある。
そして、選び取れる人には、また別のチャンスが集まってくる。
意思は、未来をキャッチするアンテナであり、掴むための腕なんだと思います。
逆に、こんなこともありませんか?
「最近つまんないなあ」「やりたくないなあ」と思っている人のところに、なぜかめちゃくちゃキツい仕事が回ってくること。
僕は昔から、これが不思議でした。
でも最近思うんです。
“嫌だ” という感情も、実は強い意思のひとつなんじゃないかと。
「やりたくない」「向き合いたくない」と感じるほど、その分野に関する出来事が、なぜか立て続けにやってくる。
これはもしかしたら、その“強い感情”が、ある種の“磁力”になっているのかもしれません。
意思って、前向きなものだけじゃない。
「避けたい」「嫌だ」という思いも、未来を創るパワーになる。
だからこそ、自分の中で強く揺れるものがあるなら、それがポジティブであれネガティブであれ、
そこに向き合っておく必要があるのかもしれない。
意思って、不思議です。
強く叫ばなくても、なんとなくでも、それがある人には “道が開けていく” 。
「やってみたい」と願えば、扉が開く。
「やりたくない」と強く思えば、それに向き合わされるような未来がくる。
意思とは、未来を創る磁力。
ポジティブでもネガティブでも、そのエネルギーが “次の扉” がやってくる。
だからこそ僕は、こう思うのです。
「気持ちが動いた瞬間こそ、未来の始まり」
その感情を見逃さず、受け止め、言葉にしていくこと。
それが未来を切り開くための、最初のアクションなんだと思います。
中平 裕貴(Yuki Nakahira)
株式会社エスワイシステム 関東事業本部
関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理
『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』
エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。
エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。
技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WONT TO」で動ける社会を目指す。
🛠 技術領域
アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、
📈 事業・営業経験
SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル
🏗 組織マネジメント
リーダー育成、組織改革、チームビルディング
📩 お問い合わせ・お仕事のご相談はこちらから↓