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中平コラムSeries52:意思って未来を創る磁力なんじゃないかって話

作成者: 中平裕貴|2025年04月13日

こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。

 

 

今回は、“意思”“偶然” についての話をしたいと思います。

 

昔から、なんとなく不思議に思っていたことがあります。

 

「この仕事、やってみたいです!」って言ってる人のところには、なぜかその仕事が、降って湧いたようにやってくる。

 

逆に、特に希望もなく“なんとなく”仕事をしている人には、なかなかフィットする業務が回ってこない。

時間もかかるし、なかなか評価にもつながらない。

 

これって、本当に偶然なんでしょうか?

 

 

意思のある人に、情報と機会が集まる

職場でもよくある話です。

 

明確な意思や興味を言語化している人には、不思議と “ちょうどその仕事” が回ってくる。

 

「データ分析やってみたいです」

→ 数日後に、ちょうどその案件の空きが出る。

 

「英語使った仕事、挑戦したいなぁ」

→ いつの間にか、海外とのMTGに同席してる。

 

これって、たまたまじゃない気がします。

意思を持っている人って周りが応援したくなるし、「だったら、あの子に頼んでみようか」と自然に選ばれるんですよね。

 

しかも本人も、関連する情報をキャッチしやすくなってる。

ちょっとした雑談でも、「え、それやってみたいです!」と反応できる。


磁石のようにチャンスがやってくる人って、そういう人なんだと思います。

 

 

意思のない場所には、“時間”しか積み上がらない

逆に、「なんとなく」で仕事をしている人には、なかなか機会が回ってきません。

 

振る側としても、「あの子は何をやりたいんだろう?」が見えないと判断に困るし、

与えられた仕事に淡々と向き合ってるだけでは、本人も適性に気づけない。

 

そしてこういうケースでは、


「成果が出ない → 自信がつかない → 評価されない → チャンスが来ない」

 

という、ちょっと悲しいループに入りがちです。

 

もちろん、全員が明確な目標を持っているわけじゃないし、 “なんとなく” 始めることにも価値はあります。

 

でもやっぱり、何かしらの意思や関心を示すことが、未来を変えるスイッチになっているのは間違いないと思うのです。

 

 

僕自身も、磁石のようにチャンスがやってきた経験がある

こういう話、実は他人事じゃなくて、僕自身もそうでした。

 

  • なんとなく「会社の代表やってみたいな」って思ってたら、GITの代表になってた

  • 「MDM系の仕事って面白そうだな」と感じていたら、気づけばその提案をしていた

  • 「海外の人たちと仕事してみたい」とふと思ったら、英語でのMTGをしていた

  • 「発信するって大事だよなぁ」と思ってたら、今こうしてブログを書き続けている

  • AIの仕事したいなと思っていたら気が付いたらしていた

 

どれも、別に強く声を上げていたわけじゃありません。

むしろ、心の中でうっすら思っていたことが、気づけば形になって“現実”になっていたような感覚。

 

「偶然」だと言われたら、それまでかもしれない。

でも僕は、あれは “意思の偶然化” だったんじゃないかと思ってるんです。

 

 

それは偶然じゃなく、意思が生んだ“準備”だったのかもしれない

チャンスって、だいたい突然やってきます。

でも、意思を持っている人って、常にそれに “気づく準備” ができてるんです。

 

  • 「あ、これってあのとき思ってたやつだ」

  • 「今がそのタイミングかもしれない」

  • 「これ、乗っていいやつじゃない?」

 

そんなふうに、選び取りにいける力がある。

 

そして、選び取れる人には、また別のチャンスが集まってくる。

意思は、未来をキャッチするアンテナであり、掴むための腕なんだと思います。

 

 

「嫌だな」も、実は“もうひとつの意思”なのかもしれない

逆に、こんなこともありませんか?

 

「最近つまんないなあ」「やりたくないなあ」と思っている人のところに、なぜかめちゃくちゃキツい仕事が回ってくること。

 

僕は昔から、これが不思議でした。

 

でも最近思うんです。


“嫌だ” という感情も、実は強い意思のひとつなんじゃないかと。

「やりたくない」「向き合いたくない」と感じるほど、その分野に関する出来事が、なぜか立て続けにやってくる。

これはもしかしたら、その“強い感情”が、ある種の“磁力”になっているのかもしれません。

 

意思って、前向きなものだけじゃない。


「避けたい」「嫌だ」という思いも、未来を創るパワーになる。

 

だからこそ、自分の中で強く揺れるものがあるなら、それがポジティブであれネガティブであれ、

そこに向き合っておく必要があるのかもしれない。

 

 

まとめ:意思のあるところに、未来は流れ込む

意思って、不思議です。


強く叫ばなくても、なんとなくでも、それがある人には “道が開けていく” 。

 

「やってみたい」と願えば、扉が開く。

「やりたくない」と強く思えば、それに向き合わされるような未来がくる。

 

意思とは、未来を創る磁力。


ポジティブでもネガティブでも、そのエネルギーが “次の扉” がやってくる。

 

だからこそ僕は、こう思うのです。

 

「気持ちが動いた瞬間こそ、未来の始まり」

 

その感情を見逃さず、受け止め、言葉にしていくこと。


それが未来を切り開くための、最初のアクションなんだと思います。

 

 

 

 

著者情報


 

中平 裕貴(Yuki Nakahira)

株式会社エスワイシステム 関東事業本部

関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理

 

『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』

 

エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。

エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。

技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WONT TO」で動ける社会を目指す。

 

🛠 技術領域

アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、

📈 事業・営業経験

SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル

🏗 組織マネジメント

リーダー育成、組織改革、チームビルディング

 

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