中平コラムSeries52:意思って未来を創る磁力なんじゃないかって話

やりたいと言うとチャンスが来る。意思が未来を創る、そのメカニズムを考える。

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  • こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。

     

     

    今回は、“意思”“偶然” についての話をしたいと思います。

     

    昔から、なんとなく不思議に思っていたことがあります。

     

    「この仕事、やってみたいです!」って言ってる人のところには、なぜかその仕事が、降って湧いたようにやってくる。

     

    逆に、特に希望もなく“なんとなく”仕事をしている人には、なかなかフィットする業務が回ってこない。

    時間もかかるし、なかなか評価にもつながらない。

     

    これって、本当に偶然なんでしょうか?

     

     

    意思のある人に、情報と機会が集まる

    職場でもよくある話です。

     

    明確な意思や興味を言語化している人には、不思議と “ちょうどその仕事” が回ってくる。

     

    「データ分析やってみたいです」

    → 数日後に、ちょうどその案件の空きが出る。

     

    「英語使った仕事、挑戦したいなぁ」

    → いつの間にか、海外とのMTGに同席してる。

     

    これって、たまたまじゃない気がします。

    意思を持っている人って周りが応援したくなるし、「だったら、あの子に頼んでみようか」と自然に選ばれるんですよね。

     

    しかも本人も、関連する情報をキャッチしやすくなってる。

    ちょっとした雑談でも、「え、それやってみたいです!」と反応できる。


    磁石のようにチャンスがやってくる人って、そういう人なんだと思います。

     

     

    意思のない場所には、“時間”しか積み上がらない

    逆に、「なんとなく」で仕事をしている人には、なかなか機会が回ってきません。

     

    振る側としても、「あの子は何をやりたいんだろう?」が見えないと判断に困るし、

    与えられた仕事に淡々と向き合ってるだけでは、本人も適性に気づけない。

     

    そしてこういうケースでは、


    「成果が出ない → 自信がつかない → 評価されない → チャンスが来ない」

     

    という、ちょっと悲しいループに入りがちです。

     

    もちろん、全員が明確な目標を持っているわけじゃないし、 “なんとなく” 始めることにも価値はあります。

     

    でもやっぱり、何かしらの意思や関心を示すことが、未来を変えるスイッチになっているのは間違いないと思うのです。

     

     

    僕自身も、磁石のようにチャンスがやってきた経験がある

    こういう話、実は他人事じゃなくて、僕自身もそうでした。

     

    • なんとなく「会社の代表やってみたいな」って思ってたら、GITの代表になってた

    • 「MDM系の仕事って面白そうだな」と感じていたら、気づけばその提案をしていた

    • 「海外の人たちと仕事してみたい」とふと思ったら、英語でのMTGをしていた

    • 「発信するって大事だよなぁ」と思ってたら、今こうしてブログを書き続けている

    • AIの仕事したいなと思っていたら気が付いたらしていた

     

    どれも、別に強く声を上げていたわけじゃありません。

    むしろ、心の中でうっすら思っていたことが、気づけば形になって“現実”になっていたような感覚。

     

    「偶然」だと言われたら、それまでかもしれない。

    でも僕は、あれは “意思の偶然化” だったんじゃないかと思ってるんです。

     

     

    それは偶然じゃなく、意思が生んだ“準備”だったのかもしれない

    チャンスって、だいたい突然やってきます。

    でも、意思を持っている人って、常にそれに “気づく準備” ができてるんです。

     

    • 「あ、これってあのとき思ってたやつだ」

    • 「今がそのタイミングかもしれない」

    • 「これ、乗っていいやつじゃない?」

     

    そんなふうに、選び取りにいける力がある。

     

    そして、選び取れる人には、また別のチャンスが集まってくる。

    意思は、未来をキャッチするアンテナであり、掴むための腕なんだと思います。

     

     

    「嫌だな」も、実は“もうひとつの意思”なのかもしれない

    逆に、こんなこともありませんか?

     

    「最近つまんないなあ」「やりたくないなあ」と思っている人のところに、なぜかめちゃくちゃキツい仕事が回ってくること。

     

    僕は昔から、これが不思議でした。

     

    でも最近思うんです。


    “嫌だ” という感情も、実は強い意思のひとつなんじゃないかと。

    「やりたくない」「向き合いたくない」と感じるほど、その分野に関する出来事が、なぜか立て続けにやってくる。

    これはもしかしたら、その“強い感情”が、ある種の“磁力”になっているのかもしれません。

     

    意思って、前向きなものだけじゃない。


    「避けたい」「嫌だ」という思いも、未来を創るパワーになる。

     

    だからこそ、自分の中で強く揺れるものがあるなら、それがポジティブであれネガティブであれ、

    そこに向き合っておく必要があるのかもしれない。

     

     

    まとめ:意思のあるところに、未来は流れ込む

    意思って、不思議です。


    強く叫ばなくても、なんとなくでも、それがある人には “道が開けていく” 。

     

    「やってみたい」と願えば、扉が開く。

    「やりたくない」と強く思えば、それに向き合わされるような未来がくる。

     

    意思とは、未来を創る磁力。


    ポジティブでもネガティブでも、そのエネルギーが “次の扉” がやってくる。

     

    だからこそ僕は、こう思うのです。

     

    「気持ちが動いた瞬間こそ、未来の始まり」

     

    その感情を見逃さず、受け止め、言葉にしていくこと。


    それが未来を切り開くための、最初のアクションなんだと思います。

     

     

     

     

    著者情報


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    中平 裕貴(Yuki Nakahira)

    株式会社エスワイシステム 関東事業本部

    関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理

     

    『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』

     

    エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。

    エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。

    技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WONT TO」で動ける社会を目指す。

     

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