こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。
突然ですが、最近「PLURALITY(プルラリティ)」という言葉に出会ってしまいました。
プルラリティってなんだよ!? プリプリしたサラダか?(違う)
そう思って調べてみたら、出てくる出てくる壮大な理想とデジタル革命のビジョン。
しかもこの概念を提唱しているのは、オードリー・タンさん(台湾の元デジタル大臣)と、グレン・ワイルさん(経済学者)という、めちゃくちゃ真面目で頭の良い人たち。
それを私みたいな現場エンジニアが面白おかしく解釈すると...
こうなります。
PLURALITY(プルラリティ)を一言で言えば、
「みんなで話し合って社会を作ろうぜ!AIとVRの力を使ってな!」
という、割とすごい話です。
ポイントはこれ。
つまり、
「全員がZoomに入ってくるカオスな会議を、AIがまとめてくれる未来」
……怖いけど、ちょっと見てみたい。
最近よく聞く、シンギュラリティ(singularity) は、
「AIが人間の知能を超えて、支配者っぽくなっちゃう未来」。
一方で プルラリティ は、
「人とAIがチームを組んで、超協調社会を築く未来」。
RPGでいうと、
・シンギュラリティ:AIがラスボス
・プルラリティ:AIが頼れる仲間(でもたまに毒を食らう)
そんな関係です。
ここで出てくるのが「拡張熟議」という概念。
うん、熟議はなんとなくわかる。熟成された議論のこと。
でも拡張ってなんやねん!?と思ったそこのあなた。
たとえばこんな未来を想像してください。
👥 1000人の参加者が、それぞれ意見を投稿
🤖 AIが内容を分類・要約・論点整理
💬 似た意見を持つ人が自然とグループ化され
🗳 VR空間で仮想の円卓会議が始まる
👓 そして最終的に、“みんなで” 納得 の合意形成が行われる…
…って、これ中間管理職が泣いて喜ぶやつ!!
いや、声のでかいやつを制御できないかも!!仕組みどうしよう!
正直、最初に思いました。
「これ、要件定義どうすんの?」
でも技術的には部分的に実現可能なフェーズにきています
つまり、今は「RPGのマップは完成してきたけど、ラスボス倒すにはパーティ全員Lv.35以上必要」みたいな状態です。
“PLURALITY的社会” がくるその日まで、私たち現場のエンジニアはこう思っています。
…というわけで、PLURALITYの思想にはめちゃくちゃ共感します。
なにより、
「テクノロジーが “個” の力を束ねて、“共” をつくる」
って、まさに我々がチーム開発でやっていることなんですよね。
アジェンダに沿って進めていけば、大体の問題は解決するデイリースクラムの設計を心掛けているけれど、
それを自動的にAIがやってくれるようにする仕組み考えてみようかな。
中平 裕貴(Yuki Nakahira)
株式会社エスワイシステム 関東事業本部
関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理
『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』
エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。
エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。
技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WONT TO」で動ける社会を目指す。
🛠 技術領域
アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、
📈 事業・営業経験
SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル
🏗 組織マネジメント
リーダー育成、組織改革、チームビルディング
📩 お問い合わせ・お仕事のご相談はこちらから↓