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中平コラムSeries99:エンジニアやってたら、いつの間にか社長になり、今戻ってきたって話

作成者: 中平裕貴|2025年06月25日

こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。

 

 

「社長になろうと思ってなったんですか?」

 

ある日、後輩に真顔で聞かれた。

 

いやいや、全然そんなことない。

なりたかったわけでもないし、かっこいいこともしなかった。

流れに流されて、気づいたらなってた。それだけです。

 

そして今は、社長じゃありません。

現場に戻ってきました。

 

でも、この一連の流れで、僕の中で一番変わったのは “考え方” でした。

 

 

僕はただの仕組み好きだった

最初は完全にエンジニア。

コーディング、デバッグ、夜食、バグ……そんな日々。

 

でも昔から、「これもっと楽にできないかな?」と考えるクセがあった。

 

  • 手作業の業務は自動化できないか?
  • 議の時間、半分にできないか?
  • ムダな作業、なくせないか?
  • 物事が進むときに何が起こっているのか?

 

誰かが困ってるのを見ると、「ちょっとそれ作ってみますわ」って言いたくなるタイプだった。

 

 

だから、Salesforceいじってると懐かしい

最近、またSalesforceを触るようになって思ったんです。

これって、エンジニア時代の「仕組み作りごっこ」とそっくりだって。

 

  • 自動で通知が飛ぶようにする
  • 項目を絞って入力しやすくする
  • 承認プロセスを整理する

 

……全部、「みんなが楽になる仕組み」を作る遊び。

しかもコードなしでできちゃうという、おまけ付き。(コードも書けるけれど。)

 

 

社長になって、現場に戻って、わかったこと

社長だったころ、感じたことがある。

 

「動ける人」よりも、「仕組みを作れる人」の方が強い。

 

誰かが頑張ることで回る組織は、どこかで限界がくる。

でも、頑張らなくても回る仕組みがあれば、みんなが笑って働ける。

 

この感覚は、現場に戻った今も変わっていない。

むしろ、もう一度ちゃんと「仕組み屋」としてやりたいって思ってる。

 

 

結論:「役職」より「思考」が大事だった

社長をやったことがある。

今はやっていない。

でも大事なのは、「どの役職にいるか」じゃなかった。

 

どんな状況でも、“どうやったら今より良くなるか” を考え続けること。

 

Salesforceにふれるたび、僕“あの頃” を思い出す。

エンジニアとして、みんなの仕事をちょっとだけ楽にするのが楽しかった、あの頃を。

 

 

まとめ

気づいたら社長になって、気づいたら戻ってきた。

 

その道のりでわかったのは、「仕組みを愛する心」はどこにいても役に立つってこと。

 

Salesforceは、そんな “仕組み愛” を思い出させてくれるツール。

エンジニアでも営業でも管理職でも関係ない。

 

誰かの困りごとを、仕組みで解決したいと思った瞬間、あなたも “仕組み屋の仲間” です。

 

 

 

 

 

著者情報


 

中平 裕貴(Yuki Nakahira)

株式会社エスワイシステム 関東事業本部

関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理

 

『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』

 

エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。

エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。

技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WONT TO」で動ける社会を目指す。

 

🛠 技術領域

アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、

📈 事業・営業経験

SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル

🏗 組織マネジメント

リーダー育成、組織改革、チームビルディング

 

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