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【シリーズ第1話】中平コラム39:なぜ今“コラムシリーズ”として語るのか?

作成者: 中平裕貴|2025年03月26日

こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。

 

今回は、これまでのコラムとは少し違ったアプローチでお届けしたいと思います。


今日から始まるこの【全8話シリーズ】は、単なるブログの連投ではなく、
“あるテーマに沿ったひとつの物語”として書いていきます。

 

そのシリーズ名は、

『境界に立つ実務家の進化論』 ― AI時代を生きる中で僕が見つけたこと ―

 

本シリーズは僕が技術・組織・営業という異なる世界を行き来しながら、
ひとりの実務家としてどう変わってきたか、そしてこれからどう進化していくかという話です。

 

 

なぜ、今このタイミングで「シリーズ」を書こうと思ったのか?

答えはシンプルで、今がひとつの “節目” だからです。

 

GIT(株式会社グローバル・インフォメーション・テクノロジー)での経営経験を経て、株式会社エスワイシステムの現場に戻り、

改めてチーム運営・技術提案・営業研修・人材育成などのあらゆるフィールドで


「自分のこれまでの経験が、次の誰かの役に立つかもしれない」

 

と思う場面が増えてきました。

 

だけど、点として語っても、その本質はなかなか伝わらない。

ならば、ストーリーで連ねよう

 

そう思ったのがきっかけです。

 

 

書き手としての「現在地」

このシリーズは、“過去を振り返る自伝”ではありません。

かといって、“未来のビジョン”だけを語る夢物語でもありません。

 

今この瞬間、僕が考えていること、現場を通じて感じていること、うまくいったこと、正直うまくいかなかったこと。


そういった「生の実感」を、そのまま言葉にしてみたいと思いました。

 

“すごく整っている話” ではないかもしれません。

でも、“実際に誰かが通った道の話”なら、何かヒントになることもあるかもしれない。

 

 

このシリーズで伝えたい3つのこと

① 橋渡しの視点

技術と営業、現場と経営、個人と組織。

それぞれに価値があるのに、つながっていない現場を多く見てきました。

 

僕は“どっちもわかる”立場に立てるようになりたいと思い、時に迷い、悩みながらも翻訳者のように動いてきたつもりです。

 

この“境界に立つ人間”だからこそ見えたものを届けたい。

 

② 「等身大」の進化ログ

僕は、すごい人間じゃありません。

むしろ、失敗もできないことも多く、後悔も山ほどある普通の人間です。

 

でも、そんな人間が「ちょっとずつでも変わっていける」ってことは、たぶん誰にでも当てはまると思うんです。


その過程を、変に美化せず、ありのままで書いていきたい。

 

③ 自分の中の“問い”を言葉にすること

ChatGPTなどのAIツールを使いはじめて、強く感じるようになったのは、


「正解を出す力」よりも、「良い問いを立てる力」が必要な時代だということ。

 

このシリーズを書くこと自体が、僕にとっての“思考の整理”であり、まだ言語化しきれていない“問い”を掘り出すプロセスです。

 

 

これは、「まとめ記事」ではない

本シリーズの全8話は、完成されたフレームワークを紹介するものでも、テンプレ化されたノウハウ集でもありません。

むしろ、進化の途中経過です。


思考の試行錯誤。実務家の“進化ログ”。

どこまで届くかわからないけれど、同じように「迷いながら、前に進もうとしている誰か」に届けば嬉しい。

 

 

次回からは、いよいよ本編です。

最初のテーマは「AIと一緒に考えるというスキル」──つまり、現代の思考力の話です。

 

 

↓シリーズ次回記事はこちらから↓

【シリーズ第2話】中平コラム40:「AIと一緒に考える」というスキルの話

 

 

 

著者情報


 

中平 裕貴(Yuki Nakahira)

株式会社エスワイシステム 関東事業本部

関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理

 

『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』

 

エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。

エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。

技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WONT TO」で動ける社会を目指す。

 

🛠 技術領域

アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、

📈 事業・営業経験

SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル

🏗 組織マネジメント

リーダー育成、組織改革、チームビルディング

 

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