【シリーズ第1話】中平コラム39:なぜ今“コラムシリーズ”として語るのか?
技術・営業・組織を渡り歩いてきた実務家が、なぜ今“シリーズ”として発信するのか?橋渡しの視点と等身大の言葉で綴る、進化の記録の序章。

こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。
今回は、これまでのコラムとは少し違ったアプローチでお届けしたいと思います。
今日から始まるこの【全8話シリーズ】は、単なるブログの連投ではなく、
“あるテーマに沿ったひとつの物語”として書いていきます。
そのシリーズ名は、
『境界に立つ実務家の進化論』 ― AI時代を生きる中で僕が見つけたこと ―
本シリーズは僕が技術・組織・営業という異なる世界を行き来しながら、
ひとりの実務家としてどう変わってきたか、そしてこれからどう進化していくかという話です。
なぜ、今このタイミングで「シリーズ」を書こうと思ったのか?
答えはシンプルで、今がひとつの “節目” だからです。
GIT(株式会社グローバル・インフォメーション・テクノロジー)での経営経験を経て、株式会社エスワイシステムの現場に戻り、
改めてチーム運営・技術提案・営業研修・人材育成などのあらゆるフィールドで
「自分のこれまでの経験が、次の誰かの役に立つかもしれない」
と思う場面が増えてきました。
だけど、点として語っても、その本質はなかなか伝わらない。
ならば、ストーリーで連ねよう。
そう思ったのがきっかけです。
書き手としての「現在地」
このシリーズは、“過去を振り返る自伝”ではありません。
かといって、“未来のビジョン”だけを語る夢物語でもありません。
今この瞬間、僕が考えていること、現場を通じて感じていること、うまくいったこと、正直うまくいかなかったこと。
そういった「生の実感」を、そのまま言葉にしてみたいと思いました。
“すごく整っている話” ではないかもしれません。
でも、“実際に誰かが通った道の話”なら、何かヒントになることもあるかもしれない。
このシリーズで伝えたい3つのこと
① 橋渡しの視点
技術と営業、現場と経営、個人と組織。
それぞれに価値があるのに、つながっていない現場を多く見てきました。
僕は“どっちもわかる”立場に立てるようになりたいと思い、時に迷い、悩みながらも翻訳者のように動いてきたつもりです。
この“境界に立つ人間”だからこそ見えたものを届けたい。
② 「等身大」の進化ログ
僕は、すごい人間じゃありません。
むしろ、失敗もできないことも多く、後悔も山ほどある普通の人間です。
でも、そんな人間が「ちょっとずつでも変わっていける」ってことは、たぶん誰にでも当てはまると思うんです。
その過程を、変に美化せず、ありのままで書いていきたい。
③ 自分の中の“問い”を言葉にすること
ChatGPTなどのAIツールを使いはじめて、強く感じるようになったのは、
「正解を出す力」よりも、「良い問いを立てる力」が必要な時代だということ。
このシリーズを書くこと自体が、僕にとっての“思考の整理”であり、まだ言語化しきれていない“問い”を掘り出すプロセスです。
これは、「まとめ記事」ではない
本シリーズの全8話は、完成されたフレームワークを紹介するものでも、テンプレ化されたノウハウ集でもありません。
むしろ、進化の途中経過です。
思考の試行錯誤。実務家の“進化ログ”。
どこまで届くかわからないけれど、同じように「迷いながら、前に進もうとしている誰か」に届けば嬉しい。
次回からは、いよいよ本編です。
最初のテーマは「AIと一緒に考えるというスキル」──つまり、現代の思考力の話です。
↓シリーズ次回記事はこちらから↓
「【シリーズ第2話】中平コラム40:「AIと一緒に考える」というスキルの話」
著者情報
中平 裕貴(Yuki Nakahira)
株式会社エスワイシステム 関東事業本部
関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理
『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』
エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。
エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。
技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WONT TO」で動ける社会を目指す。
🛠 技術領域
アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、
📈 事業・営業経験
SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル
🏗 組織マネジメント
リーダー育成、組織改革、チームビルディング
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