本事例のポイント
お客様は他社作成の基幹システムをご利用でしたが、構築時の不具合とその修正にかかるコストが課題となっていました。
そこで、当社にて既存システムの解析とドキュメント整備を提案、実施する事になりました。
お客様とご相談をしながら業務フローにあわせた機能改善をした上で、WEBシステムへの移行を行い、構築時不具合の解消とシステムの最適化、不要なコストの削減を実現しました。
構築前の課題 |
・既存システム構築時の不具合が残り、運用中に不具合対応が必要になる |
・既存システムは契約不適合期間を過ぎており、不具合改修に費用が発生する |
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課題解決の効果 |
・既存不具合を根本的に解消し、業務フローを変えることなくスムーズな運用に改善した |
・解析とドキュメント整備により発生する課題への対応レスポンスが向上、運用コストの低減に繋がった |
背景・課題
長く使用してきたシステムの運用コストが課題に
お客様はシステムの老朽化や運用にそぐわない部分が顕在化し、構築時に潜在していた不具合が運用上の課題として浮き彫りになっていました。さらに、構築から長い年月が経過している為、不具合の調査や対応にかかるコストが増大し、運用コスト全体の負担が大きくなっている状況でした。
解決策と効果
現状のシステム解析と運用改善を請負で実施
6名体制で現行システムの解析をしつつ仕様策定を行いながら、同時にWEB基盤の作成から取り掛かりました。
最大で12名体制でWEB移行を実施、1年かけWEB化に成功いたしました。
その後、2年ほどの期間で周辺のサブシステムも徐々にWEB化を行い、システム全体の運用最適化を実現いたしました。
今後の展望
新しいサブシステムの追加と展開
今後は、新しいサブシステムの追加をテーマに、さらなる展望を描いていきます。
既存のWEB化されたシステムに新しいサブシステムを追加することで、業務プロセスのさらなる最適化を図ります。
新しいサブシステムは、最新の技術を取り入れ、柔軟で拡張性のある設計を目指しています。これにより、運用効率を向上させ、将来的なニーズにも対応できる体制を整えます。
またデータ連携と統合を強化します。新しいサブシステムを既存システムとシームレスに連携させることで、データの一元管理を実現し、業務の効率化と意思決定の迅速化を図ります。さらに、データ分析の高度化を進め、より付加価値の高いサービス提供を目指します。
もちろん、データの保護とコンプライアンスの遵守を徹底します。
これらの取り組みにより、新しいサブシステムの追加を通じて、システム全体の運用効率と顧客満足度の向上を実現し、競争力のあるサービス提供を目指します。