こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。
前回のコラムでは、IKUSA ARENAで行われたSYSホールディングスグループ合同運動会の熱気や一体感についてお届けしましたが──
今回は、その裏側で “全力フルスイング” してくれていた男 の話です。
その名も、Oくん。
Oくん、何者？
・入社4年目
・各種社内イベントではだいたい幹事枠の常連
・会社が好きすぎて、おもてなしに命をかけている
今回の運動会でも、彼は全体の進行管理から景品の手配、ゴミ捨てまで、裏方として全部背負ってました。
これが彼がこなした仕事リストだ！
以下、彼が一人でこなしていた仕事の一部をご覧ください
- 会場の選定・予約（20個当たって19落選）
- 全体進行管理＆スポットMC
- PS5やSwitch2を含む景品の選定・購入・保険手続き
- 会場飲料や備品の買い出し
- 競技プログラム作成、チーム分け
- スタッフ配置・ボランティア募集
- アンケート設計・実施
- ゴミ捨て・撤収作業
これ、もう「幹事」ってより “一人イベントプロデューサー＆プレイヤー” です。
なぜそこまで頑張れるのか？
そんな彼に聞いてみました。
「なんでそこまでやれるの？」
すると、彼の目がスッとまっすぐになって、こう言いました。
「会社も社員のみんなも好きなんです。」
“好き” が原動力
- いろんな出自の人が集まる会社だけど、イベントの時は “ひとつ” になれる
- 社員にいい人が多いから、楽しんでほしい
- 人が好きだから、おもてなししたい
- 「人を好きになる努力」をすれば、もっと好きになれる。
そしてそんな世界って、素敵じゃないですか。
──まるでラブソングの歌詞かと思ったら、リアルに実行してるんです、この人。
もちろん、大変なことも
- 打ち合わせは業務後。時間がない。
- 幹事間で温度差があったりもする。
- 資料作りはフォーマットばらばらで、気を遣って言えないこともある。
- クオリティより「協力してくれること」への感謝を優先。
でも、そんな中でも前向きに取り組んでくれる幹事仲間と出会えて、仲良くなれたことが嬉しかったと彼は言います。
会場予約19連敗──そして勝ち取った「IKUSA ARENA」
「会場どこにする？」
誰もがさらっと言うこの質問の裏には──
関東の会場争奪戦という修羅の道があったんです。
- 大型会場は都大会や公共イベントで即埋まる
- 高すぎる会場はNG
- 20箇所あたって、19落選
- 「IKUSA ARENA」だけが勝利の女神だった
他拠点から「まだ決まらないの？」というプレッシャーの中、
滑り込んだこの一勝。もはや伝説。
みんなの笑顔の裏に、“おもてなし侍” あり
イベントって、当日はワイワイして終わるけど、その影には、誰かの献身と段取りと苦労がある。
そしてその誰かが、
「人を好きになる努力をすれば、もっと好きになれる」って本気で言える人だったら──
そのイベントは、ただの催し物じゃなく、
“チームの記憶” になると思うのです。
ありがとう、Oくん
あなたのことは、これから “おもてなし侍” と呼ばせてもらいます。
今日も誰かのために、スポットMCで盛り上げ、裏で撤収作業をしてるあなたに、
この言葉を贈ります。
「あなたのおかげで、僕らは楽しかった」
もちろん、Oくん以外の10人以上の幹事のみんなもありがとう。
著者情報
中平 裕貴（Yuki Nakahira）
株式会社エスワイシステム 関東事業本部
関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理
『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』
エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。
エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。
技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WONT TO」で動ける社会を目指す。
🛠 技術領域
アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、
📈 事業・営業経験
SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル
🏗 組織マネジメント
リーダー育成、組織改革、チームビルディング
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