本事例のポイント
通信キャリア様が新しいプランを企画し、WEBサイトを通じて新規申し込みの流れを構築することになりました。
プロジェクトの特性上、秘匿性と期限があるため、IT全般やシステムに関する専門知識を持つ人材が不可欠でした。
当社のITコンサルタントサービスにご相談いただき、社員代替として情報システム部に参加し、アジャイル開発のPO(プロダクトオーナー)としてこの新プランのWEBサイトを構築しました。サービス開始後も追加開発を続け、ユーザーに価値を提供し続けている事例です。
導入前の課題 |
・秘匿性の高い案件であり、限られた人数でプロジェクトを推進する必要があった |
・秘匿性と期限がありITシステム全般の知識とスキルを有した人材が必要であった |
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課題解決の効果 |
・社員代替として社員と同等に近い権限を得ることで、各主管部や対向先システムと折衝を行いプロジェクトを推進できた |
・ITコンサルタントの知識とスキルを内部から伴走型で支援することで、最適なサービスをユーザーに提供し続けることができた |
背景・課題
秘匿性が高いプロジェクトで、少数での対応が必要であった
競争激化する通信キャリア業界における新プラン戦略であるため、お客様内でも秘匿性が高い案件であり、案件の存在は各関連部署の一部の社員と参画ベンダーにしか公開されていないプロジェクトであった。
このため、プロジェクトオーナーである経営企画や料金戦略を担う部署にて少数先鋭で対応をしており、開発を行うベンダーも同様に限られた人員で開発を進めていました。この性質からシステム開発を推進するためにはお客様の情報システム部の社員だけでは対応が困難であり、業務を理解しシステムの検討から設計まで実施できるスキルを要したIT人材が必要であった。
解決策と効果
お客様の内部から伴走型サポートを行い、新規WEBサイト立ち上げを支援
このプロジェクトでは、アジャイル開発手法を用いてWEBサイトの構築を行い、プロダクトオーナー(PO)として要件定義からシステムの検討までを担当しました。ユーザーストーリーを作成し、アジャイル開発チームと連携してプロダクトバックログを管理しながら開発を進める役割を果たしました。
当社は、ITコンサルタントとしてシステムの導入や改善、業務プロセスの改善、DX推進に関するアドバイスを提供するだけでなく、社員の代わりとして内部からお客様と共に目標達成に向けて業務を遂行し、支援することを強みとしています。少数精鋭でプロジェクトを推進し、問題解決に貢献することができました。
今後の展望
ご要望に応じた柔軟な支援形態を活かしたコンサルタント
当社ではお客様と対面で一緒に課題解決を行う常駐型を基本として、請負型やリモート支援型など柔軟に対応することが出来ます。
創業以来BtoBの領域で基幹システムや業務系のシステムをメインとして携わってきた経験や知見を活かし、BtoCを社業としているお客様の多種多様なご要望も叶えることが出来ます。
世の中の競争激化でサービスのライフサイクルが短くなっている現状でも、競争力を維持して常に顧客体験の向上と価値提供が出来るようなコンサルタントを継続して展開して参ります。