中平コラムSeries128:なぜ、僕はXで「自分」を語り始めたのか。発信の裏側で見つけた、本当の“武器”って話
X発信を通じて深まった“発信との向き合い方”と“新たな気づき”、裏側を赤裸々に語ります。

こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。
今日は、少し個人的な話をさせてください。
先日、社内のKさんから声をかけられました。
「コラム、毎日更新止めちゃったんですか?」って。
ドキッとしました。
見てくれている人がいる。気にかけてくれている。
その言葉に嬉しさと、ちょっとした罪悪感が同時に押し寄せました。
でも、その瞬間、僕の中で「もやもやしていた正体」がはっきりした気がしたんです。
僕が今、感じている“もやもや”の正体
それは、きっと「成長痛」です。
毎日書き続けていたコラム。
でも最近は、書くことに時間がかかる。
筆が重いというより、「言葉が深くなってきた」のです。
ちょうどこの1週間、Xで「コンプレックスを武器に変えるウィーク」と題して、僕自身のルーツを語りました。
月曜日は、「10代で“正規ルート”を外れた」自分自身の葛藤を、正直に綴りました。
これまでにないほどの反響をいただき、その時に確信したんです。
自分の弱さや恥ずかしさこそが、誰かの心を動かす“武器”になるのだと。
火曜日は、探偵だった頃の話。
相手の“本音”を引き出すために、自分をさらけ出す必要があること。
水曜日は、トラック運転手時代の話。
効率と非効率、システムと人間味の狭間で働いた経験。
木曜と金曜は、僕自身の「壁」と向き合う話。
恥ずかしいこと、かっこ悪い過去も、ちゃんと「武器」になると気づけたこと。
どれも、“ただの昔話”ではありません。
発信しながら、自分自身と向き合っていたんです。
魂を削るような発信の価値
こういう投稿って、正直、すごく恥ずかしいです。
かっこつけたい気持ちもあるし、弱さを見せるのは怖い。
でも、だからこそ届く言葉がある。
本音で書くことの強さとしんどさを、僕はこの1週間で知りました。
誰かの共感を得るためじゃなくて、
自分自身の「言葉」と「選択」に責任を持つために。
今は、そんな気持ちで発信しています。
コラムは「週1本」にリニューアルします
そんな背景もあり、これからのコラムは、毎日→週1に変えます。
でもこれは、手を抜くという話ではありません。
むしろ逆で、1本にこれまでの数倍の“想い”と“整理”を込めたい。
Xという“実験場”で得た気づきや言葉たちを、
毎週金曜日、ちゃんと「作品」にして届けるのが、これからの僕のスタイルです。
発信と仕事の境目をなくす
Xでの発信は、趣味でも自己表現でもなく、
僕にとっては「信頼を育てる手段」でもあります。
・提案の場で、チームで、後輩指導で。
・自分の中にある「未整理な想い」を、伝わる言葉に変えること。
それは、コラムのためだけじゃなく、仕事そのものに直結する力です。
最後に
今後は、毎週このコラムで、
Xでの発信から見つけた“今週いちばん大事だった気づき”を、
丁寧に届けていきたいと思います。
読み終わった後に、
「自分もちょっと、言葉を持ってみようかな」って思ってもらえたら嬉しいです。
著者情報
中平 裕貴(Yuki Nakahira)
株式会社エスワイシステム 関東事業本部
関東第2事業部 3SEシステム5部 事業部長代理
『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』
エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。
エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。
技術と組織運営をつなぎ、主体的なチームを育て、人々が「WANT TO」で動ける社会を目指す。
🛠 技術領域
アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、
📈 事業・営業経験
SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル
🏗 組織マネジメント
リーダー育成、組織改革、チームビルディング
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