中平コラムSeries25:AIを首にかける時代!? 自己拡張する録音デバイスの実力とは?って話
ネックレス型のAI録音デバイスによる議事録作成のスピード感や、メモ不要で会話に集中できるメリットを解説。

こんにちは、エスワイシステム関東の中平です。
突然ですが、この写真を見てほしい。
首にかけられたスタイリッシュなデバイス。
そう、これはただのネックレスではない。AIを搭載した録音デバイス、「PLAUD NotePin」だ。
「AIを首にかけるなんて、まるで自己拡張のようじゃないか?」
そう思ったあなたは鋭い。
これは、ただの録音機ではなく、「自分の記憶の拡張」 なのだ。
PLAUD NotePinとは?
「PLAUD NotePin」は、AIによる録音・文字起こし・要約を一瞬で行うウェアラブルデバイス。
特徴
✔ ハンズフリーで録音可能(ネックレス型)
✔ 高精度なAI文字起こし&要約機能
✔ 会議や打ち合わせを録音し、帰りの電車で即議事録作成&共有可能
✔ 話に集中できるので、手元のメモやPCを見なくて済む
打ち合わせの議事録作成に時間がかかる...
そんな悩みを、このPLAUD NotePin は吹き飛ばしてくれる。
実際に使ってみた感想
PLAUD NotePinは、想像以上に便利だった。
特に「スピード感」が圧倒的に違う。
✅ 録音・文字起こし・議事録作成の速さが異次元
PLAUD NotePinの強みは
「打ち合わせを録音 → AIが自動で要約 → そのまま関係者に共有」
という一連の流れが、圧倒的なスピードで完結すること。
普通なら、
- 録音する
- 手動で文字起こしする
- 要点をまとめて議事録を作成
- 関係者に送る
という流れが、PLAUD NotePinなら 「録音 → AIが即時要約 → 共有」 で終わる。
帰りの電車で議事録が完成し、会社に着く頃には共有完了。
仕事のスピードが 宿儺級 に爆速になる。
ネックレス型が意外と便利
「首からAIをぶら下げるってどうなの?」と思っていたが、実際に使ってみると めちゃくちゃ実用的 だった。
- ポケットから録音機を取り出す手間ゼロ
- デザインがスタイリッシュで、ガジェット感がない
- 手が完全にフリーになるので、メモの代わりに全神経を会話に集中できる
会議中、手元のメモ帳やPCを見なくていいので、話に全集中できるのは想像以上に快適。
ちょっと気になった点
PLAUD NotePinのAI要約機能はかなり優秀だが、時々 「ん?」 という要約をすることがある。
特に、専門用語や業界特有の言葉 が多い会話だと、意図がズレることがある。
例えば、エンジニアの打ち合わせで
「AWS Lambdaの設計ミス」
と言ったら、なぜか 「ランドマークの設計ミス」 に変換されていた。
宿儺が「捌(ばら)」と言ったら「鯖(さば)」と誤認されるようなものだ。
とはいえ、要約の精度はAIが学習すれば向上するので、使い続ければ改善されるだろう。
検索・整理機能はまだ弱い
「録音データをAIが自動でタグ付け&分類してくれるのでは?」と期待したが、現時点ではその機能はない。
AIで議事録の分類まで出来たら完璧だったのに!
結論:PLAUD Note PINは買いか?
✔ 「会議の議事録作成を爆速化したい」なら買い。
✔ 「AIを首にかけて自己拡張したい」なら買い。
✔ 「メモを取らずに会話に全集中したい」なら買い。
総評
「情報整理ツールというより、記録とスピード特化のデバイス。」
「仕事の爆速化に貢献するが、万能ではない。」
まるで「領域展開」をしたかのような会議体験ができるが、「まだ最強ではない」 というのが正直な感想だ。
ただ、「あっという間に似たような新商品が出てきてしまうんだろうな」とも思う。
著者情報
中平 裕貴(Yuki Nakahira)
株式会社エスワイシステム 関東事業本部
関東第2事業部 3SEシステム6部 事業部長代理
『技術 × 事業戦略 × 組織運営をつなぐ実務家』
エンジニアとしての技術的な知見を持ちながら、営業・事業運営・HR・組織マネジメントの視点も持つ実務家。
エンジニア、グループ会社経営、営業を経験し、技術とビジネスの両方を理解した「橋渡し役」として事業推進に携わる。
🛠 技術領域
アプリ開発、クラウド、データ分析、AI、
📈 事業・営業経験
SI事業の拡大、プロジェクトマネジメント、アジャイル
🏗 組織マネジメント
リーダー育成、組織改革、チームビルディング
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